“損をしたくない”気持ちから保険に加入。でも、本当にこれでいいの？

終身医療保険とがん保険、お子さんの医療保険に入られていたきっかけは何だったのですか？

まとまったお金の使い方に不安を感じたのがきっかけです。2020年春に夫が亡くなり、今は夫の保険金、遺族年金、夫が働いていた会社の退職金などをもらいながら生活するようになりました。

それまで大きなお金が一気に入ってくる経験はなかったので、変な風に使ってしまいそうで怖くて。「保険に入れておけば、すぐには使えないお金として置いておける」と思い、保険の相談をしに行きました。そこで営業の方に提案されたのが、終身型の医療保険とがん保険、それから子どもの医療保険でした。

保険に入った一番の理由は「損したくない」という気持ちです。

私の場合、
・15年で総額約250万円払い込み
・死亡時に保険金として250万円もらえる
という終身医療保険のプランでした。

今思うと考えが甘いのですが「払った金額ともらえる金額がほぼ同じだから損はしていない」という気持ちでしたね。

がん保険も同じような感じで、子どもの医療保険は10年後に健康お祝い金として返ってくるような仕組みもあったので、そのときは営業の方の提案通りに加入しました。

加入時は「損はしていない」という認識だったと思いますが、そこから、なぜ保険の見直しに動き出したのですか？

保険を支払っても、まだまとまったお金があったので、投資に興味を持ってYouTubeで動画を見あさる中で両学長の動画に出会ったんです。見ていくと、投資だけでなくお金に関するいろいろな動画が出されていて、最初は年金制度や社会保険の動画をたくさん見させてもらいました。

知識をつけていくうちに、がん保険と子どもの医療保険はなくてもいいと思えてきました。ただ、自分の医療保険はどうしても踏ん切りがつけられなかったんです。

保険はよく「不幸の宝くじ」と言われますが、実際にそれに当たる経験をしたこともあり、「保険をやめたら、何かあったときにどうしよう」という不安がありましたね。

専門家から寄り添った回答をもらえた

リベシティに入る決め手は何だったのですか？

両学長の動画を毎日見て、保険の解約に気持ちが傾いていながらも、自分だけで判断することに不安があってなかなか解約できずにいました。その後毎朝のライブ配信も見るようになって、リベシティの存在と、その中で保険の専門家からアドバイスをもらえる場があるということを知り、興味を持ち始めたんです。元々心配性な性格で、オンラインコミュニティにも入ったことがなかったので、入る前にネットでかなり調べましたよ。

不安もあったのですが、両学長はこれだけ発信を続けてきて、初期の動画から言っていることがずっと変わらない。その信頼感が、不安を上回るくらいありました。

そんなときにライブで「今日はリベシティに入るのにすごくいい日ですよ」と言われていて、思い切って飛び込むことにしました。どんな理由だったとしても、背中を押してほしかったんでしょうね。

リベシティでは、保険についてどのように相談されたのですか？

公式の「保険見直しチャット（自動車・火災以外）」に参加したのですが、質問に書き込む項目が多いのでうまく書けるか不安で、しばらくは見ているだけの状態でした。でも、保険の見直しはやらないと終わらないので「何か言われてもやらないよりずっといい」と、自分と似たような他の方の投稿を参考にしながらなんとか相談事項を書いて「えいやっ」と投稿しました。

勇気をもって投稿されたのですね。その結果、どんな反応がありましたか？

比較的すぐに、専門家の方が回答してくださいました。それも、すごく寄り添った回答だったんです。保険金や遺族年金、私のパート収入と、家計全体の支出、保有資産などをすべて加味して「医療保険は不要」とした上で「どうしても不安なら掛け捨ての生命保険を検討しても良い」というコメントとともに、保障額や保険料の目安までご提案いただきました。丁寧に回答してくださって感激でしたね。その回答を受けて、ついに保険解約に踏み切れました。計算上は大丈夫でも「なんか怖いな」という不安感に対して、専門家からのお墨付きや細かな解説があったので安心感が大きかったです。

保険を解約したことで、今後の生活で使えるお金は増えましたか？

そのまま3つの保険に入っていたら、年間約35万円かかっていました。払込期間を踏まえると総額400万円弱ですね。それがまるっと浮きました。こんなに払う予定だったのかと、びっくりしましたし、夫が残してくれた資産を無駄にしなくて済んだのはありがたいことです。

総額約400万円とは大きな額ですね。実際に保険を解約してみて、心境の変化はありましたか？

やめる前は、やめたらどこかのタイミングで不安になるんじゃないかと思っていました。でもそんなことは全くないです。学長がよく「保険に入っているからって病気にならないわけじゃないし、事故に遭わないわけでもない」と言われますが、その通りだと思います。保険に入ることでもらえる安心って、幻というか。その言葉が本当に腑に落ちました。

「必要なものって、意外と少ないのかも」

その後、保険以外にも生活の見直しをされたそうですね。

はい。大きなところで言えば、新聞、テレビ（NHK）、固定電話ですね。どれも子どものころからずっと家にあったものですが、実際には新聞もテレビも固定電話も、なくても困らないのではないか？と思い始めました。そこで「1回やめてみる」という感覚で手放してみることにしました。それまでは、これらを捨てたりやめたりすることのハードルがとても高く感じていたのですが、保険の解約を機に「必要なものって意外と少ないのかも」と思うようになったんです。それからは、必要なものを「価値」で考えて判断するようにしています。

価値で判断する、とはどういうことですか？

夫がいた頃には使っていたけれど、今は要らなくなったテレビ台やソファーも処分したんです。こういうものって、処分が大変なんですよね。ソファーはもらってくれる人がいたのですが、もらってくれる人がいるということは「価値がある」ということに気づいたんです。

だからそこからは、リセールバリューがいいものや、お金にならなくても最低限引き取ってくれる人がいるものかどうかを考えて買うようになりました。

あと、昨年スマホをAndroidからiPhoneに買い換えました。それまでは、iPhoneはすごく高いし「なんでこんなことにお金を使うんだろう」と思っていました。でも、前に使っていたAndroidは、不具合があったときに調べるのがとても大変で。

iPhoneはたくさんの人が持っていて、ある程度使い方も共通しているから、解決策がすぐにわかるしAppleサポートもあります。iPhoneなら、何かあったときの面倒な作業や、それに使う時間や労力やイライラがなくなる。それも価値のひとつだと思います。

サービス利用によってご縁がつながっていくのが嬉しい

他に活用されているリベシティのサービスはありますか？

年末調整の書類の書き方に悩んだときに、税金相談チャットで相談しました。我が家のような保険金や遺族年金をもらっている環境だと、ネットでも書き方が載っていないことが多いんです。なので書き方について質問して、明確な回答をいただけました。

他には、リベシティファーマーズマーケットで、定期的にお米を買っています。出品者さんも喜んでくれますし、私も「この方が作ったお米なんだな」と、毎日炊くたびに実感しながら食べることができて嬉しいです。

美容院もなかなか継続して通える場所が見つからなかったのですが、オフ会のときにリベシティの方が経営している美容院を教えてもらい、行ってみるとすごく良くて、今はそこに通っています。こういった形で、いろいろな方々とご縁ができていくのが楽しいですね。

読者の方に、アドバイスやメッセージがあればお願いします。

保険や税金関連で、見直した方がいいと思っているけど抵抗がある、勇気がないという方がいたら、リベシティに飛び込んでもらいたいです。

新聞やテレビ、固定電話に関しても「とりあえず1ヶ月だけやめてみよう」という気軽な感じで始めてみるといいと思います。再開はいつでもできますから。それらがない生活を小さく始めてみて、自分がどう感じるか確認していくと、意外といらないものがわかっていく気がします。

私は生活の中でわからないこと、困ったことがあったときにリベシティ内で解決策を探すことにしています。「ノウハウ図書館に記事ないかな？」「専門のチャットあるかな？」「スキルマーケットで誰か出品していないかな？」と探すと、だいたいのことは解決できて「リベシティって何でもあるな」と驚きます。

その中で助けてくれた方とまたつながりが増えていく。それをお互いに嬉しいと感じられるコミュニティなので、リベシティの中で探す習慣をつけるのはおすすめですね。