「普通の人生」を送っていたはずが、年間マイナス50万円の赤字家計

私たち夫婦は2人の子育てをしながら、東京都内でフルタイム勤務をしています。世帯収入は少なくはないはずなのに、なぜか毎年50万円ほど赤字を垂れ流していました。今思えば原因ははっきりしています。長男の保育園が見つからなくて月15万円の無認可園に通わせた時期があったり、中古戸建てを購入したものの、すぐに修繕費がかかったり。さらには、年数十万円かかる貯蓄型保険にも加入していました。

結婚して子どもが生まれ、マイホームを買って、子どものために保険にも入る。そこにムダ遣いしている意識はなくて、あくまで「普通の人生」を送っているつもりだったんです。でも蓋を開けてみると、あまり貯金が残っていない状態でした。

投資より先に「家計管理」に取り組もうと決意

リベシティには「株式投資について学んで、配当金を増やせるといいな」という軽い気持ちで入会しました。でも、学長ライブで聞いた「副業も投資も、家計管理という土台がしっかりしていないと成り立たない」というメッセージで、頭を殴られたような気分に。これだけいろいろな角度から発信し続けて実績を出している方が言うんだから、素直に聞いておこう。そう思い、まずは「宿題リストを上から順番にやるんや」という学長の言葉どおりに取り組み始めました。

宿題リストを進めると、赤字家計の原因が見えてきた

すぐに「家計管理の装備品リスト※」に入っていた「自分用のパソコン」を購入。宿題リストに沿って固定費削減に取り組んでみると、驚きの連続でした。

※ 資産5,000万円の小金持ち山を目指すうえで、最初に揃えておくべきモノやツールのこと。家計管理をスムーズに進めるうえで必須の項目。

たとえば、マイホーム購入時に急いで決めた火災保険を見直したら、不要な特約だらけだったこと。しっかり見直すと、結果的に毎月の支払い額は半額以下になりました。他にも、貯蓄型保険は解約、スマホは格安SIMに変え、サブスク契約もすべて見直し。不要な銀行口座を解約するために整理していたら、入金していたことを忘れていたお金まで出てきました。

一番ハッとしたのは、ポイ活目的でつくって10枚以上になっていたクレジットカードを整理したときです。気づかないうちに年会費がかかっていたものもあり「自分が管理できる範囲でモノを持つ」ことの大切さを痛感しました。

仲間がいたから時間のかかる勉強もやり抜けた

リベシティに入会してしばらくは、朝5時に起きて、一人で宿題リストに取り組んでいました。ある日、同期チャット※で「リベシティオンラインスペース（ovice）で朝活している人も多いよ」と聞いたため、参加してみることに。そこには、同じように家計管理や副業を頑張る仲間がたくさんいました。私は簿記やFPの勉強に取り組んだ際に、一人で継続することができず挫折した経験があるんです。でも、仲間と応援し合う環境に背中を押され、なんと1年以内に取得することができました。

※ 同時期に入会した会員が自動的に参加するユーザーチャット。

支出を収入の8割に抑え、1年で資産は1.3倍に

固定費削減と家計管理をしたことでお金の流れがシンプルになり、毎月じわじわと赤字額が減っていることを感じました。そして、1年間で支出を収入の8割に抑えられるまでに改善。浮いたお金はNISA口座でインデックス投資や高配当株投資に回し、お金がお金を生む仕組みも徐々につくっていっています。

また、資料作成代行の副業でも収入を得られたこともあって、資産は1年で1.3倍に成長。私のマネーリテラシーが高まったことに影響を受け、夫もNISA口座を開設し、お金のことは私に聞いてくれるようになりました。

読者へのメッセージ

入会前はお金の知識が少なかった私ですが、宿題リストを進めるうちに生活がどんどん良くなり、1年かけて小金持ち山への道を歩む準備ができました。だからこそ、宿題リストは「貯める力」から、必須項目を上から順番に進めることをおすすめします。

リズムに乗れるまでが一つのハードルなので、何かしらの工夫をしてみてください。私はパソコンという高い買い物で自分にプレッシャーをかけ、簿記やFPの試験日を設定して、後に引けない仕組みをつくりました。地道に進めていけば、人生が大きく変わる経験ができますよ。