部活に打ち込んだ高校生が、リベシティでお金の勉強をスタート

高校時代は野球一筋で、お金の管理はすべて親に任せきりでした。お金の知識も関心もない、いたって普通の高校生だったと思います。お金に興味を持ったのは、高校3年で部活動を引退し、就職を考え始めた頃です。ちょうど新NISAが始まる直前で、いろいろなメディアで話題になっていたことがきっかけでした。

もともと自分の家庭は裕福ではないと自覚していたので、「お金の勉強をしておけば、将来は少し違ってくるだろう」と考えていたとき、YouTube内でたまたまリベ大YouTubeチャンネルに出会い、リベシティに入会することにしました。

社会人になる前に「貯める力」を身につけた

高校を卒業するまでの間は「学生会員※」として無料でサービスを利用させてもらいました。この期間で「経済的自由をつくる宿題リスト」を中心に「スマホから不要なアプリを削除」「LINEの不要な連絡先をブロック」など、「貯める力」の項目に取り組みました。高校生のうちにできることをしておいたことで、社会人になる前に家計管理の土台が少しずつできていたんだと思います。

そして2024年4月、工業高校を卒業して地元の製造会社に就職しました。社会人のスタートと同時に、スマホ代の支払いを自分で行うようになったので、まずは高校最後の数ヶ月で貯めたアルバイト代で端末の分割払い残高を一括返済。宿題リストの「スマホの通信費を見直そう」を参考に、大手キャリアから日本通信に変更しました。大手キャリア時代は分割払いを含めて月2万円弱かかっていましたが、日本通信では月1,400円程度に抑えることができました。

引用：経済的自由をつくる宿題リスト「貯める力」

※18歳以上の社会に出る前の学生を対象にした無料の会員区分。2024年5月31日をもって制度廃止。

わずか10ヶ月で資産100万円を達成

貯める力の項目を実践していったことと、実家暮らしだったことを生かして、月10万円程度の貯金を無理なく続けることができました。2024年6月、貯金25万円を達成したタイミングで、先に開設しておいた楽天証券の口座で月2万円のインデックス投資を始めました。

2024年9月には、家賃や光熱費などを含めた生活費を自分で管理する経験も積みたいと思い、引っ越し費用を全額自己負担して職場近くで一人暮らしを始めました。一人暮らし後も、「月の出費は収入の8割以内に収める」を実践し、コンスタントに貯金することができています。そして社会人になって10ヶ月が経った2025年1月には、資産100万円を達成することができました。

仕事と並行してFP3級も取得

現在も、宿題リストを中心にリベシティを活用しています。社会人1年目では、宿題リストの中にあった「FP3級取得」に取り組もうと、仕事と並行して勉強を始めました。

FPの知識は、最初は難しく感じましたが、リベ大の動画で事前に知識を得ていたおかげで、1ヶ月半ほどで合格することができました。新入社員はとにかく保険の勧誘が多く、不安をあおるようなことをたくさん言われます。でも僕はFPの勉強や宿題リストを通して保険の仕組みを理解していたので、不要な保険に加入して高い手数料を支払うことはありませんでした。

仕事とお金の勉強の両立は大変ではありますが、高校の野球部時代に比べれば楽ですし、日に日にお金が貯まっていく形で成果が見えるのが楽しいです。

一時的に資産が減っても、また貯め直せる自信がついた

資産が増えるのを実感した頃から、借りていた親の車を返して、自分用の車を購入しようと思うようになりました。生活をするのに車が必要な地域に住んでいるため車は必需品ですが、新車や高い車に興味はなく、何を選べばいいか迷っていました。そこで、「中古車選び相談チャット」で様々なアドバイスをもらい、自分の価値観に合った車を納得がいく形で購入することができました。親にも車を返すことができましたし、貯める力が身についている実感があったので、「またすぐに貯め直せる」という自信もついていました。今後は仕事に余裕がある時期を利用して、副業にも挑戦したいと考えています。

読者へのメッセージ

リベシティに入ってまだ1年ですが、高校生のうちに学んでいたおかげで、社会人になってからもお金の面で良いスタートを切れたと思います。宿題リストには、僕のような普通の高校生でもできる項目があります。1ヶ月取り組むだけでも数千円～数万円分のリターンがあると感じているので、同世代の方やこれから社会人になる方には、ぜひ自分のペースで取り組んでほしいと思います。